プログラミング入門 1. 環境設定と出力
この記事は、下記プログラミング入門資料の一部です。
開発環境
paiza.ioにアクセスしましょう。デフォルトでC++のコーディングができるはずです。
Web-based online coding environment | paiza.IO
最初は以下のようなコードが入っているはずです。
#include <iostream> using namespace std; int main(void){ // Here your code ! }
この
// Here your code !
の部分はコメントと言って、//の後ろに書かれた文字列は、コンピュータが実行する際には全て無視されます。コード中に説明を付加するために使います。
int main(void){
と
}
の間に処理内容を書くと実行されます。
整数型の宣言
int a;
とすることで、「整数の入れ物 a を作る」という意味になります。ここに整数を記録しておくことで、プログラムが覚えておくことが出来ます。
a は名前なので、アルファベットなら何でも良いです。例えば
int seisuu_no_iremono;
とかも出来ます。まあ長いので a にしておきましょう。
a = 1;
とすることで、aの中に1を入れておくことが出来ます。
a = 13;
とすれば13が入ります。
a = 2 * 3;
とすれば、aに6が入り、
a = 2 - 3;
とすれば、aに-1が入ります。
a = 3/2;
とすれば、aに1.5が入りそうですが、aは整数専用の入れ物なので、小数点以下が切り捨てられて1が入ります。
出力
cout << "Hello" << endl;
とすることで、Helloを出力することが出来ます。
cout << a << endl;
とすれば、aの中身が出力されます。
つまり、
int a; a = 13; cout << a << endl;
とすると、
整数の入れ物aを作る。 ↓ aに13を入れる。 ↓ aの中身を出力する。(13が表示される)
という流れで13が出力されます。
コード全体をコメント付きでまとめて書いてみましょう。
#include <iostream> using namespace std; int main(void){ // Here your code ! // 整数の入れ物aを作る int a; // aに13を入れる a = 13; // aの中身を出力する cout << a << endl; }
練習問題の解説
問題文より、654231を出力すれば良さそうです。
#include <iostream> using namespace std; int main(void){ // Here your code ! // 整数の入れ物aを作る int a; // aに654231を入れる a = 654231; // aの中身を出力する cout << a << endl; }